先日、六本木の森美術館で行われてる「塩田千春展:魂がふるえる」に行ってきました。
この個展は入場者45万人を超えていて話題となっています。
何故そんなに人気があるのか、実際に観て体験してきました。
開催期間は2019年6月20日~10月27日まで。
「塩田千春」さんについて
日本、大阪生まれ(1972)、ベルリン在住。
塩田千春 オフィシャルサイト
生、死、人間関係などの基本的な人間の懸念に直面して、さまざまな一般的なオブジェクトと大規模な糸のインスタレーション、または彼女の図面、彫刻を通して、さまざまな次元で人間の存在を探ります。
2008年、文部科学大臣から芸術奨励賞を受賞。
2015年、第56回ヴェネツィアビエンナーレで日本代表。
自身の癌を患った経験や出産なども作品に大きな影響を与えているようです。
今回は個展は過去最大となっています。
森美術館について
今回の個展も同様ですが、森美術館は作品の写真撮影が可能となっています。
(※一部撮影不可あり)
「塩田千春展:魂がふるえる」の混雑具合は?
私は土曜日のお昼過ぎに行ったのですが、恐ろしく長蛇の列でした。
いくら人気があると言っても、いままで美術館で並んだことがなかったので、スムーズに入れると思っていたのですが、大体入館まで1時間ほど並びました。
(※事前にチケットを予約しても、窓口が同じなので並ぶ必要があります。)
「塩田千春展:魂がふるえる」の 入場者の客層は?
若いグループやカップル、海外の方が多い印象です。
インスタ・SNS目的の人も多いのかもしれません。
「塩田千春展:魂がふるえる」の展示作品
ご紹介するのはほんの一部です。
早速入口に、白い毛糸を使用した船のモチーフの作品があります。
今回の個展の旅に導びいてくれるような印象です。
ドローイングの赤い糸に誘われて、インスタレーション「不確かな旅」に入っていきます。
過去の作品では海外で牛の骨を集めて並べたり、泥水に入ったりするパフォーマンスも行ってます。
パフォーマンスの映像作品。
こちらでも泥水をかぶっています。
黒い糸のインスタレーション「静けさの中で」
小さい頃に経験した火事の経験から作られてるノスタルジーな空間
ベルリンの再開発で取り壊された建物の約230枚の窓枠を用いた「内と外」
約430個のスーツケースが赤い紐で吊るされてます。
「森美術館」Webサイト
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/shiotachiharu/index.html
「森美術館」所在地
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー(MAP)
まとめ
「塩田千春展:魂がふるえる」は2019年10月27日まで開催されてます。
赤い糸のインスタレーションは圧巻でした。
写真NGの部分(舞台美術の展示)もありますので、ぜひ実際に行ってみてください。
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